Apple Silicon(アップル シリコン) M1チップを搭載したMacについて、忘備録もかねて記事にしました。
M1 Macのクリーンインストール、初期化(リカバリー)や、工場出荷状態に戻す方法を紹介します。
Macの消去
まず、Macの電源を長押しします。
起動音が鳴っても、何か画面が表示されるまで長押ししたままにします。
画面中央に上の2つが表示されます。
『オプション』の『続ける』をクリックします。
上記画面になりますので、左上のツールバーから
『ユーティリティ』→『ターミナル』をクリックします。
ターミナルが開きますので、「resetpassword」と入力してenterを押します。
(この作業で、ログイン時のパスワードがリセットされます。)
(ターミナルとは、Windowsのコマンドプロンプトと同様のものです。)
パスワードがリセットされます。
画面中央の、『終了して復旧ユーティリティに戻る』をクリックします。
上記画面になったら、ツールバーの『復旧アシスタント』をクリックします。
『Macを消去』をクリックします。
画面中央に青字で小さく、『Macを消去…』とありますので、クリックします。
最終確認が出ますので、『Macを消去』をクリックします。
Macの消去が完了すると、上記画面になります。
Mac OSの再インストール
アクティベート、日本語化
この画面では、Macのアクティベートを求められていますので、
右上のWi-fiからインターネットに接続すると、『Exit to Recovery Utilities』が選択できるようになるので、クリックします。
上記画面に移ります。
まず日本語化をします。
画面左上のツールバーの、『File』→『Choose Language…』をクリックします。
『日本語』を選択し、右下の矢印『→』をクリックします。
またこの画面に戻ります。
日本語化されました。
ここで、「macOS Big Surを再インストール」の前に、
完全に元に戻すため、一つ作業があります。
SSDの名称変更
『ディスクユーティリティ』を選択し、『続ける』をクリックします。
この画面になり、左側の「内臓」の下を確認すると、「Untitled」となっていることがありますので、その場合は「Untitled」を選択し、『消去』をクリックします。
※注意:「macOS Base System」は絶対に消去しないでください。
「名前:」の欄に、『Macintosh HD』と入力して、『消去』をクリックします。
これで、工場出荷時と同じ名前になります。
macOSをインストールするボリュームの、名前変更・フォーマットができました。
『完了』をクリックします。
左上の『❌』をクリックして、画面を閉じます。
macOSの再インストール
『macOS Big Surを再インストール』をクリックします。
『続ける』をクリックします。
『同意する』をクリックします。
もう一度、『同意する』をクリックします。
macOSのインストール先に、先ほどフォーマットした「Macintosh HD」を選択します。
『続ける』をクリックします。
インストール中になります。
ネット環境によりますが、1〜3時間程かかります。
(上記写真では3時間と出ていたのですが、1時間半程で終了しました。)
インストールが終了したら、初期設定の画面に移ります。
売却、譲渡、下取りに出す際は、この時点で工場集荷状態になりますので、
『command+Q』を押して、Macを終了します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。