ソメルン(Somerun)でポリエステルを染める

   

 

今回は

ソメルン(Somerun)

でポリエステルがどのくらい染まるのか試してみました。

パッケージには、

■淡色に染まる繊維

   ポリエステル系の繊維

と書かれています。

 

今回はお湯の温度を、

・説明書通りにお湯を80℃

・お湯を40℃

の2通りの染め方を試してみたいと思います。

 

Somerunには染料が2パック入っていて、

「1パックで約150g(Tシャツ約1枚分)が染められます。」

と書かれています。

 

上の写真のポリエステルの端切れは

一般的なTシャツの 15分の1 の、

10gの布切れを準備しました。

 

10gのポリエステルに対して、今回使用する材料を量っていきます。

 

染料・・・約0.7g

 

お湯・・・300g(コップは250g)

 

お湯の温度・・・40℃

 

塩・・・7.0g

 

1.あらかじめ水で濡らしておいた、布を入れます。

(ガムテープは折り曲げてもキレイに染まるか試すために付けました。)

 

2.箸で20分間かき混ぜます。

3.その後20分間は、時々かき混ぜます。

染めているときの色はけっこう濃いです。

 

4.染め終わったら、布を水で洗っていきます。

洗い(1回目)・・・濃かった色が少し落ちます。

洗い(2回目)・・・かなり白に近くなってきました。

洗い水が透明になるまで、3、4回洗います。

 

5.最後に洗剤洗いをして、洗剤が落ちるまでよくすすぎ(水洗い)をします。

 

洗い終わった後の色の状態です。(まだ濡れています。)

(上の写真はお湯を80℃、下はお湯を40℃で染めたものです。)

 

 

完全に乾かした状態の色です。

こちらはソメルン(Somerun)の説明書通りに、お湯を80℃にして染めたものです。

( ↓ 屋内で撮影)

( ↓ 屋外の日陰で撮影)

( ↓ 屋外の日なたで撮影)

上の写真の染めたものと、下の写真の左の布を一緒に洗濯してみました。

(洗剤洗いをした後の布と一緒に洗いました。)

結果は少し色移りしたように見えます。

乾いたものを左の白い布きれで、擦って(こすって)みました。

うっすら色移りしたように見えます。

 

完全に乾かした状態の色です。こちらはお湯を40℃で染めたものです。

( ↓ 屋内で撮影)

( ↓ 屋外の日陰で撮影)

( ↓ 屋外の日なたで撮影)

上の写真の染めたものと、下の写真の左の布を一緒に洗濯してみました。

(洗剤洗いをした後の布と一緒に洗いました。)

結果は色移りした様子はありません。

乾いたものを左の白い布きれで、擦って(こすって)みました。

こちらも色移りした様子はありません。

 

 

今回は靴を染める予定があるため、ナイキのエアマックスと同じ様な素材の、ポリ塩化ビニル樹脂(ポリ塩化ビニール樹脂)を一緒に入れて、色が付くか試しました。

(80℃のお湯で染めたものに入れました。)

分かりにくいかもしれませんが、薄く色がついているように見えます。

(目視でもほとんど分からない程度ではあります。)

( ↓ 屋外の日陰で撮影)

( ↓ 屋内で撮影)

 

まとめ

・ソメルン(Somerun)でポリエステルは染まる。

 (温度が低いお湯を使うと薄く染まる。)

・色移りはほぼ無い。

・ソメルン(Somerun)でポリ塩化ビニル樹脂は分からない程度に染まる。

ことが分かりました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。